コラム~成蹊ラグビー

おつかれさま

2020/12/01(火) 14:00

まずはお疲れ様さまでした

先日の明学戦で勝利を収めたことによりBグループで1位となり入替戦に出場するに相応しいチームとして名乗りを上げることができた
11/8開幕直前に不可解な理由で入替戦が中止と判明した中でも心中の動揺を表に出さずただ黙々と練習に励み、その成果をだすことに専念をしてくれた学生たちには本当に頭が下がる

試合後に曾田主将が自らの言葉で皆の前で感謝の気持ちを表現するスタイルもとても良かったと思っている
特に成城学園との対戦後には相手チームにも語り掛けるように試合ができた喜びを伝えていた
これこそ対抗戦の意義であり、学生スポーツそのものである

この対抗戦開幕に対して尽力をしていただいた学園関係者の方々にもこの場を借りてお礼を伝えなくてはならない
本当にありがとうございました
このような状況下でもBグループの他大学と比べたら施設利用、練習環境などでは恵まれていた
成城や武蔵は対抗戦が今シーズン練習試合を含めても初めての対外試合であったことと比べると尚更である

そういう意味では今回のBグループ優勝は学園全体で勝ち取ったものであると感じている

さて、幸か不幸か「コロナ世代」という冠がついて回る4年生たち
巷では「省人化、自動化、遠隔化、スマート化」が提唱されているが、もともとあった潮流がコロナ禍によりそのスピードがより一層上がってしまった
しかし、こんな時だからこそ逆に「加人化、他動化、近接化、愚直化」で人とのつながりやぬくもりを大切にしてAfterコロナ、Withコロナ時代を力強く生き抜いていってほしい

まだ試合が残っていると聞く
成蹊の場合 4年生にとって卒業後のラグビーは本当に趣味の範囲に収まってしまい純粋に、かつ真剣にラグビーをプレーするのはほんの数週間となるので大好きなラグビーに悔いを残すことなく試合に出たら存分に暴れまわって欲しい

2020.12.1
SRFC Taro.S