コラム~成蹊ラグビー

J.J.ウィリアムズ

2020/11/02(月) 12:20

J.J.Williams 通称JJ
1970年代ラグビーウェールズ代表が「Red Devil」と呼ばれて5か国対抗戦で圧倒していた時の快速WTBの選手であったが、先日(10/29)に亡くなられたというニュースが小さく出ていた
1975年にはそのウェールズ代表が日本に遠征してきて国立競技場と花園競技場でテストマッチを行ったがそのメンバーにも入っていた
当時のウェールズはNO8にマービン・デービス、SHにガレズ・エドワーズ、SOフィル・ベネット、FBにはJPRウィリアムズなどスター選手がチームを牽引し、左WTBに快速のJJウィリアムズ、右WTBには力強い走りを魅せたジェラルドデービスとバランスが素晴らしいチームであった
今のようにケーブルTVがない時代にNHKや民放で時々放映していたのを昼夜を問わずにTVに噛り付いて観ていたことを思い出す
懐かしい映像をYouTubeなどで見つけてみてみたが、当時の試合はラフプレーもハイタックルなど何でもありだし、ラインアウトなんか適当でカオスの状態・・・現代ラグビーと比べると洗練された感じは全くないが「This is The Rigby」という感じがした
ラフプレーを奨励するつもりは毛頭ないが・・・やはりラグビーは肉弾戦なのだと思う

ついに対抗戦Bグループもそのスケジュールが公となった
学生たちには綺麗なラグビーをするのではなく、ラグビーの原点ともいえる痛くて激しくタックル、レフリーの笛が鳴るまでボールを追い続ける泥臭いラグビーを実践して欲しい
そうしないと入替戦に出るなんて烏滸がましい夢となってしまうだろう

2020.11.2
SRFC Taro.S