マネージャー日記

2011年度を振り返って

2012/01/06(金) 23:39

HPをご覧の皆さま、こんばんは。3年マネージャーの鶴岡慶子です。
2012年度のご挨拶と共に、去年度の応援の御礼を申し上げます。あたたかいご声援誠にありがとうございました。

私にとって、2011年度は目まぐるしく、あっという間の1年でした。
とくに9月からの3ケ月間は早すぎて、よく覚えておりません。記憶にあるのは、入替戦のノーサイドの笛が鳴ったとき、「降格」という事実が受け止めきれなくて、ただ黙々と試合の後片付けをしていたこと、茫然とする選手たちにタオルをかぶせることしかできなかったことです。
あのとき、わたしはグラウンドにいて、1番近くで選手たちの姿を見ておりました。ですからグラウンドの出来事で、皆さまに知って頂きたいことがあります。

入替戦で敗北した直後、涙を流す先輩、後輩がいる中で、3年生の部員たちは泣いておりませんでした。
大泣きする2年生に、
「絶対おまえたちの代のとき、またAで戦わせてやる。」
そういった同期たちには強い決意が表れていました。

ですが、解散した後、ロッカールームで1人肩を震わせ泣いている同期の姿がありました。
本当は悔しくて悔しくて、心底勝ちたかったという叫びが聞こえてくるようでした。

そんな姿を見ているからこそ、私は今年必ずAグループに還る確信をしております。
そして皆、4年生の為にも絶対あがると言っておりました。3,2,1年生は4年生と仲が良く、同期の一人は「4年生のためにも、勝ちたかった。本当は3年が勝たせてあげるべきだったのに出来なかったのが悔しい」と言っていたり。そんな同期たちと、最終学年を過ごせて良かったと思っております。


私個人としましては、3年目ということもあり練習や試合、合宿、そして公式戦と2年間経験してきたことを生かし、より部をサポートをできるように、と考えることができたように思いました。また、少しずつ来年の為に先輩方から「責任」という目には見えないものを降ろされている感じのするときもあった1年でした。
最高学年、という立場はまだ私にとって重く、今年度その立場をきちんと果たせるか不安を抱いております。ですが、頼りになる後輩マネージャー、そして同期、後輩部員たちと「成蹊大学ラグビー部を再びAグループに」という目標を掲げ、少しでも部の支えとなれるよう、後ろから精一杯サポートして参りたいと思います。
最後になりましたが、どうぞ今年度も成蹊大学ラグビー部をよろしくお願い申し上げます。
ご精読ありがとうございました。

3年 鶴岡慶子