お知らせ

笑顔で -福田英毅-

2025/01/07

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。 
本日は、4年FLの福田英毅が担当いたします。

私は、やり切りました。

傍から見ると、とてもやりきったとは言えないような大学ラグビーだったと思います。
新型コロナウイルス感染症が流行している中で入部したため、1年次はまともに練習することもできない日々が続きました。
また、不運なことに、1年間以上怪我に泣いたこともありました。
月日を経ても、試合に出られるようになるわけではなく、赤黒を着て試合に出た回数も非常に少ないです。
最後の1年はグラウンドに立った時間も短く、決して思い通りの大学生活ではありませんでした。

私はずっと、結果で示さなければ意味がないと考えていました。
成蹊に縁もゆかりもない自分に絶え間なくご支援してくださるOBの皆様をはじめ、ラグビー部という理由だけで「頑張ってね」と声をかけてくださる学園関係者の方々や、一人暮らしを支えてくれた母、そして沢山の愛をくれ、お世話になった先輩方のためにも、私が試合に出て入替戦に勝つこと。
ただそれだけが非力な私にできる唯一の恩返しだと考え、尽力してきました。
結果として、入替戦のメンバーになることはできず、最後の年に昇格することもできませんでした。

それでも、私はやり切ったと胸を張って言えます。
置かれた状況で、精一杯の役目を全うしました。

入替戦のロッカーや、アップ中の後輩の姿を見て、寂しさと共に、不思議と笑みが溢れました。
来年からは陰ながら、けやきグラウンドで命をかけて練習をする大好きな後輩たちを全力で応援します。
頼んだよ、みんな!!!

最後になりますが、5年間多くの支えの下、一生の思い出と経験を得ることができました。
これは全て、OBの皆様や父母会、学園の皆様、ファンクラブの皆様のおかげです。
支えてくださった全ての皆様にこの場を借りて、心から、感謝申し上げます。
本当に、ありがとうございました。