お知らせ
4年間を振り返って -森安晃平-
2024/01/16
ホームページをご覧の皆様、こんにちは。
本日は4年学生トレーナー森安晃平が担当いたします。
初めに、今年度も弊部への多くのご支援、ご声援を賜り、誠にありがとうございました。
心よりお礼申し上げます。
私の4年間の部活動について、お話させていただきます。
コロナ禍にあった2020年夏。
「トレーナーの後継ぎがいない」と勧誘を受けて入部したものの、優秀な2年上の先輩と私の2人で選手を支えていく体制からのスタートでしたので、コロナでなかなか接点も持てない中、果たして先輩のようになれるのか、何度も不安になりながらひたすらグラウンドに通った事を覚えています。
入部からの2年間は、選手のためにできることが少なく、自分の微力さに悩むことばかりでした。
しかし、トレーナーでありつつも、高校までの選手として活動していた経験を活かしてサポートできることを積み上げていこうと新たな視点でラグビーに向き合う事ができ、一人で必死になりながらも、充実した時間を過ごす事ができました。
自分の進むべき道が見えず迷っていた私にとっては、誰かのためやチームを想って自発的に行動し、工夫していく工程は、やりがいと目的に向かって進めていく楽しさを学ぶきっかけになったと感じています。
さらに、後半の2年間は、これまでの2人体制から一変し、2年下の代からは4人の後輩に恵まれたため、今度はトレーナー長として後輩達をチームとして動かしつつ、選手のサポートも手厚く効果的に進めたいという、組織的な視点から目標を持って成果に繋げていく経験もできました。
そして、自分の中では、選手の皆と共にささやかながらも成長できたのではと感じています。
4年次のある日の練習では「任せた」と声をかけたとき、受け入れてくれた2年下の頼もしい後輩の姿を見て、ここまで頑張ってきて良かったと、やりがい、嬉しさが込み上げてきたことは、これからも時折私の励みとなると思います。
4年目にして初めて経験した対抗戦Aグループのステージは本当に刺激的で、チームの実力だけでなく、体制や環境の違いなども身近で味わったからこそ、更なる成長のきっかけに繋げたいと思う気持ちが強くなり、それだけに2024年の対抗戦Aグループの舞台に成蹊大学ラグビー部を残せなかったことに、一部員としてもっと出来ることがあったのではという、悔しさと申し訳なさを強く感じました。
こうして4年間を通して、楽しさ、達成感、悔しさなどの様々な感情を抱きましたが、思い返すと、その全ての想いの根底には、選手に尽くして結果を出し切ってもらいたい、それが恩返しになるという思いがあったと感じています。
トレーナーとしての活動の原動力は、選手が試合で思い切り、楽しんでグラウンドを駆ける姿を見ることです。
試合後、サポートへの感謝の声がかかると、それに応えるためにも、より一層の工夫をしたいと思い、部活を楽しく感じていたのも選手の存在があったからでした。
来年以降を担うトレーナーの後輩達には、自分も選手に支えられている事を感じ取り、そんな選手に感謝の気持ちを抱きながらトレーナーとして楽しみながら仕事を全うしてもらえると嬉しく思います。
今年度をもって弊部を卒部しますが、今後は影ながら後輩達を応援しつつ、弊部で学んだ事を最大限に発揮して社会人としてより一層精進してまいります。
最後にはなりますが、改めて今後とも成蹊大学ラグビー部への温かいご支援、ご声援のほどよろしくお願い申し上げます。
本日は4年学生トレーナー森安晃平が担当いたします。
初めに、今年度も弊部への多くのご支援、ご声援を賜り、誠にありがとうございました。
心よりお礼申し上げます。
私の4年間の部活動について、お話させていただきます。
コロナ禍にあった2020年夏。
「トレーナーの後継ぎがいない」と勧誘を受けて入部したものの、優秀な2年上の先輩と私の2人で選手を支えていく体制からのスタートでしたので、コロナでなかなか接点も持てない中、果たして先輩のようになれるのか、何度も不安になりながらひたすらグラウンドに通った事を覚えています。
入部からの2年間は、選手のためにできることが少なく、自分の微力さに悩むことばかりでした。
しかし、トレーナーでありつつも、高校までの選手として活動していた経験を活かしてサポートできることを積み上げていこうと新たな視点でラグビーに向き合う事ができ、一人で必死になりながらも、充実した時間を過ごす事ができました。
自分の進むべき道が見えず迷っていた私にとっては、誰かのためやチームを想って自発的に行動し、工夫していく工程は、やりがいと目的に向かって進めていく楽しさを学ぶきっかけになったと感じています。
さらに、後半の2年間は、これまでの2人体制から一変し、2年下の代からは4人の後輩に恵まれたため、今度はトレーナー長として後輩達をチームとして動かしつつ、選手のサポートも手厚く効果的に進めたいという、組織的な視点から目標を持って成果に繋げていく経験もできました。
そして、自分の中では、選手の皆と共にささやかながらも成長できたのではと感じています。
4年次のある日の練習では「任せた」と声をかけたとき、受け入れてくれた2年下の頼もしい後輩の姿を見て、ここまで頑張ってきて良かったと、やりがい、嬉しさが込み上げてきたことは、これからも時折私の励みとなると思います。
4年目にして初めて経験した対抗戦Aグループのステージは本当に刺激的で、チームの実力だけでなく、体制や環境の違いなども身近で味わったからこそ、更なる成長のきっかけに繋げたいと思う気持ちが強くなり、それだけに2024年の対抗戦Aグループの舞台に成蹊大学ラグビー部を残せなかったことに、一部員としてもっと出来ることがあったのではという、悔しさと申し訳なさを強く感じました。
こうして4年間を通して、楽しさ、達成感、悔しさなどの様々な感情を抱きましたが、思い返すと、その全ての想いの根底には、選手に尽くして結果を出し切ってもらいたい、それが恩返しになるという思いがあったと感じています。
トレーナーとしての活動の原動力は、選手が試合で思い切り、楽しんでグラウンドを駆ける姿を見ることです。
試合後、サポートへの感謝の声がかかると、それに応えるためにも、より一層の工夫をしたいと思い、部活を楽しく感じていたのも選手の存在があったからでした。
来年以降を担うトレーナーの後輩達には、自分も選手に支えられている事を感じ取り、そんな選手に感謝の気持ちを抱きながらトレーナーとして楽しみながら仕事を全うしてもらえると嬉しく思います。
今年度をもって弊部を卒部しますが、今後は影ながら後輩達を応援しつつ、弊部で学んだ事を最大限に発揮して社会人としてより一層精進してまいります。
最後にはなりますが、改めて今後とも成蹊大学ラグビー部への温かいご支援、ご声援のほどよろしくお願い申し上げます。