お知らせ

私を成長させてくれた場所 -山田彬乃-

2024/01/15

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。
本日は4年マネージャーの山田彬乃が担当いたします。

日頃より幣部への多大なるご支援、ご声援を誠にありがとうございます。
支えてくださる皆様のお陰で、今年度も何不自由なく日々活動することができました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。

私にとって、成蹊ラグビー部で過ごした時間はかけがえのない宝物です。
始まりは高校1年生の頃。
父の影響でコンタクトスポーツが好きだった私は、ラグビー部の友人の誘いを受けてマネージャーとして入部しました。
ラグビーというスポーツの魅力に気付くと共に、素敵な仲間にめぐり逢い、私はラグビーの虜になっていました。
高校の引退試合は大変悔しさの残るものでした。
しかし、幸いにも私の同期は5人が成蹊大学に進学し、もう一度同じ仲間と共にリベンジする機会がありました。
やるしかない。
そう思い、何の迷いもなく大学ラグビー部に入部しました。

大学ラグビー部という非常に大きな組織に身を置く中で、たくさんの経験をさせていただきました。
1年目は新型コロナウイルス感染症の影響により数々の制限の中での活動となりましたが、2年目からはマネージャーとして多くのことに挑戦することができました。
フィールドでの仕事はもちろんのこと、広報担当としてメールマガジンの配信をスタートしたり、対抗戦Bグループの合同企画に参加したり、より多くの方々に幣部のことを知っていただくための取り組みに注力しました。
これらの仕事に熱中することができたのは、周囲の部員から多くの刺激を受けてきたからです。
日々ハードな練習に励む選手はもちろん、マネージャーの先輩や後輩、そして何より同期の3人のマネージャーの存在が非常に大きかったです。
取り組み、成し遂げる仕事量に比例するようにして、ラグビー部への愛が増していきました。
チームの勝利のために自分にできることは何かを模索する日々でした。

特に今年1年間は、思い出に残る特別なことばかり。
創部100周年記念式典や4年ぶりの対抗戦Aグループの舞台など、貴重な経験をさせていただきました。
ラグビー部を愛するOBの方々と共に、入念な準備のもと迎えた式典、チャレンジャーとして挑み続けた秋の対抗戦。
長い時間を費やしたからこその達成感と充実感がありました。
勝利の瞬間に泣いて喜び、仕事を無事終えた時に互いを称え合い、物事がうまく進まず怒りをぶつけ、負けた時に悔し涙をこぼし。
様々な感情を通じて、また一つ強くなれたように感じています。

リベンジという目的で大学ラグビー部に入部いたしましたが、12月17日の日本体育大学との入替戦は惜しくも敗退。
リベンジを果たすことができませんでした。
しかし、何一つとして後悔はありません。
勝利という結果以上に大切なものを得ることができたからです。
成蹊大学ラグビー部での全ての経験と出会った仲間が、自分にとって欠かすことのできない財産です。

一回りも二回りも成長させてくださったこの環境と、関わってくださった全ての皆様に心より感謝いたします。
まだまだ引退の実感が湧きませんが、成蹊ラグビー部での経験を糧に、社会に出てからも挑戦を続けてまいります。

今まで本当にありがとうございました。