お知らせ

早稲田大学戦

2023/10/01

日頃より成蹊大学ラグビーフットボール部にご支援、ご声援頂きまして誠にありがとうございます。
本日は関東大学ラグビー対抗戦第3戦目となる早稲田大学戦が行われました。
舞台は栃木県足利市。遠方での開催にも関わらず、会場には300人を超える観客の方々にお越しいただきました。


時折雨が降り肌寒さを感じつつ、成蹊フィフティーンは闘士を熱く燃やしフィールドへ。
早稲田大学の伊藤主将と並び、先頭で入場したのは12番髙島大聖(4年主将/成蹊)。怪我からの復帰を果たし、本試合が対抗戦Aグループ初の先発出場となりました。

試合は成蹊大学のキックオフで始まります。
素早い展開にオフロードパス。開始早々から磨き上げられたスキルに前進を許します。
しかし、自陣での相手のパスミスに素早く反応した6番井上雄太(4年/茗溪学園)がボールを敵陣まで蹴り込みます。11番網田優作(1年/茗溪学園)がボールに追いつくと再度キック。インゴールまでボールを進めます。
相手にボールを奪われ惜しくも先制点とはなりませんでしたが、この攻撃が本学に勢いをもたらしました。


攻守を繰り返しながらも前半10分間を無失点で抑え、さらには早稲田大学モールをピタリと止めるFWのディフェンス。FWの奮闘に会場からも歓声が上がります。
一度は早稲田大学の攻撃を止めることができたものの、BKが大外まで展開。
前半12分に先制トライを許します。

ここから早稲田大学の勢いが加速。
前半16分、20分、25分と立て続けにトライを奪われます。
本学に訪れるチャンスはトライへと繋がらず、前半を0-42で折り返します。

後半こそはトライを取り切りたい本学。
しかし、反則が度重なり自分で首を絞める展開に。後半6分、本学の反則から早稲田大学ラインアウトで再開。
本学は相手と競るもモールを形成され、押し込まれてトライ。
その後取られた2本のトライもすべて、本学の反則から生じたモールでの失点。


試合の中で課題を修正し、ペースは徐々に本学に傾きます。
後半30分からの10分間は成蹊の時間。
敵陣でのプレーを継続。低く刺さるタックルに、一歩ずつ着実に、豪快に前へ出るアタックを。
そしてチャンスは後半36分に訪れます。
ペナルティから敵陣22mにてラインアウトモールを形成。
モールは19番熊野友博(3年/成蹊)を核にしてみるみる前進。BKもモールに参加し、最後は17番渡邊有(2年/関東学院)が空いたスペースに飛び込んでトライ。
10番石原幸亞(4年/大分舞鶴)のゴール成功。

チーム全員で取り切ったトライに、観客席からも大きな拍手を頂きました。
7-70(前半0-42/後半7-28)で試合終了。
モストインプレッシブプレイヤーには、トライを上げた17番渡邊が選出されました。


本試合も大差での敗北とはなりましたが、チームは一戦一戦を通して成長を重ねています。
早いもので対抗戦3試合が終わり、次戦は折り返し地点の慶應義塾大学戦。
勝利を追い求め、邁進してまいります。

引き続きご支援、ご声援をよろしくお願いいたします。