コラム~成蹊ラグビー

2025_菅平合宿_Day9

2025/08/22(金) 17:16

合宿9日目
午前中はスポットコーチによるDFについての確認
2時間しっかりと指導を受けたことで今までのモヤモヤ感が一気に解消できそうな良い練習となりました
午後はFwBk共にアリーナでウエイトトレーニング
アリーナとは基本的には菅平町が運営しているトレーニングセンター(体育館)なのだが、いつからかアンダーアーマーの冠名がつくようになってここ数年の間で菅平はネーミングライツにおけるアンダーアーマーの勢いがすごくてサニアパークにもアンダーアーマーの冠名がついている
過去、菅平=ラグビータウンとして町もそれを売りにしていたが、最近では沢山の駅伝強豪校もほぼ同じ時期に菅平で高地トレーニングをするようになっている
町全体の活性化のため、またピーク時と比べ半減化しているラグビー関係利用者一辺倒ではホテルや旅館も経営が成り立たない現状を打破するためにも大手資本を招き入れスポーツタウンとして生き残りを図ることは当たり前のことだと思う
年々高齢化してきてはいるがラグビー観戦者は相当数いるし、各ラグビースクールの生徒数はそれなりにいるのに高校生以上のプレーヤーは加速度的に減ってきている
高校全国大会(花園)の運営方法も考えていかないと県代表で出場しても2回戦で対戦する強豪校と100点ゲームをするようではもはや戦う意味さえ見いだせないだろう
代表チームの強いスポーツが競技人口の増加傾向にあるという図式はラグビー界には当て嵌まらない
かつてラグビーは大学スポーツの花形でありウインタースポーツの代表格であったが、もはやマイナースポーツにカテゴライズされている実態を日本協会や関東協会はどのように捉えているのだろう
学園の強化スポーツ指定次第でクラブの存続が左右されるチームも多数ある中、対抗戦Bに所属する伝統校の多くが必死に存続策を講じながらラグビー界全体に危機感を持っている指導者は沢山いる
けれどもその思いや解決策を披露する場がないのがラグビー界の抱えている問題点だと思う

2025.8.22@チンチン電車の日
SRFC Taro.S