SRFCダイアリー

11月13日

2009/11/13(金) 23:02

HPをご覧のみなさまこんばんは。

本日は竹田トレーナーのご指導のもと、体育館でのフィットネスでした。今日も部員が報告してくれます。どうぞご覧ください。

 

はじめまして。本日は桐蔭学園高等学校出身、法学部法律学科1年の平賀大輔が日記を書かせていただきます。

本日の練習は、竹田トレーナーによる下半身強化スペシャルメニューを約2時間みっちり行いました。メニュー内容は文字どおり、下半身に乳酸を溜めるジャンプやバランスなどです。竹田トレーナーのもとでなくては出来ないような様々なトレーニングメニューで、とてもやりがいがありました。毎週とてもハードなトレーニングですが、自分はこの「竹田トレーナーの日」を「自分自身への挑戦の日」と認識しています。いかに自分を限界まで追い込めるかが、今後の自分のプレーに影響すると思います。だからこそ自分自身の為に、これからも「妥協」を許さずトレーニングに打ち込みたいと思います。

ここからは少し自己紹介をさせていただきます。自分がラグビーをはじめたのは小学6年生後半のときです。高校から社会人までラグビーをしていた父の強い勧めもあり、府中ジュニアラグビークラブに入り、中学3年までを過ごしました。府中ジュニアでは、一生の友と呼べる親友ができ、毎週日曜日が楽しみで仕方がなかったのを覚えています。高校は父の母校である桐蔭学園に入学し、同時に親元を離れ学校の運動部寮に入寮しました。我が母校桐蔭学園は今年5年連続花園出場がかかっています。自分も高校3年間毎年花園に行くことが出来ました。しかし、花園のグラウンドにプレーヤーとして立つことは一度もできませんでした。高校最後の県予選決勝で、自分はメンバーから外れてしまいました。同期の仲間が花園出場を決めた瞬間、「まだ自分にもチャンスがある」と思い、涙が止まりませんでした。決勝翌日から花園まで、メンバーに戻るために毎朝6時からひたすらパスを放り続けました。でも、高校最後の花園のメンバーに入ることはできませんでした。同期の花園での勇姿を外から観ることは、とても羨ましく、また悔しくもあり辛い経験でした。自分の高校時代のラグビー生活は「後悔」の一言です。どうしてもっと努力をしなかったのか?どうしてもっと身になる練習をしなかったのか?

しかし引退して初めて、自分は高校3年間をラグビーをするには最高の環境、最高の監督やコーチに囲まれた中で、自己満足でしか努力をしてこなかったことに気がつきました。そして同時にこれからの大学ラグビー4年間を絶対に後悔しないものにすることを決心しました。

大学では、誰にも負けない「9番」への強い執念を持ち、「試合に出ること」を大前提に頑張って活躍していきたいです。そして大学を卒業するときに、大学ラグビー4年間が最高のものであったと自分自身に胸をはって言えるように、一層努力していきたいです。

OB・応援してくださっている方々・父母への感謝の気持ちを胸に、今後とも努力していきます。応援よろしくお願いいたします。

1年 平賀大輔

平賀はいつも練習前や後に黙々とパス練をしている、同期からみても本当に努力家だと思います。部員のラグビーに対する思いを、読んでくださる方々に知っていただきたくて書いてもらっていますが、それを打つわたしが「こんなふうに思っていたんだ」という驚きと共に、同じラグビー部に所属しているものとして彼らの決意や熱い思いが誇らしく、頼もしく思います。部員たちの思いが伝わっていただけたたら嬉しいです。

長くなりましたが、最後までご精読ありがとうございました。