マネージャー日記

立教大学戦

2010/11/28(日) 21:07

HPをご覧みなさま、こんばんは。
今日この日は、成蹊大学ラグビー部が悲願を達成した日です。

初めに、上柚木まで応援にいらしてくださいましたOBの方々を始め、成蹊関係者の方々、ご家族の皆さま、そして応援してくださった全ての皆さまに心より感謝申し上げます。

3月から小林主将を軸に始動した2010年度成蹊大学ラグビー部。その、最後の戦いが本日行われました立教大学戦でした。
「2勝」
シーズン当初からずっと掲げてきた目標が、運命の日本体育大学戦で手が届くところまできました。そして、掌に握りしめるためには、立教大学には必ず勝たなくてはならないと全員が感じておりました。そのプレッシャーと、「勝ったら」という期待と高揚感。複雑な感情を抑え、素晴らしいプレーをした選手たち1人1人に、本当にお疲れ様でした。という気持ちでいっぱいです。


今日は快晴に恵まれ、11月下旬にしてはとても暖かな気候の中行われました。




(写真:試合前に西田コーチにアドバイスを受けているSH平賀)


立教の粘り強い攻撃にはらはらした時もありましたが、選手たちの「絶対勝つ」という気迫とタックルで見事ノートライに抑え、26-12と去年を上回る点差で快勝することができました。



(写真:試合後の選手たち。左からWTB信田、LO高橋、リザーブ永野、井上)


試合後の選手たちの顔は皆安堵感と達成感でいっぱいでした。
笑って、泣いて、抱き合って、固い握手をして。2010年度シーズンは最高の終わりを迎えました。

わたしにとって立教戦は、本当にこの日勝つ為に、サポートしてきたといっても過言ではありません。去年の立教戦の喜びがあったから、今日までの1年間頑張ることができました。近くで部員達を見てきたからこそ、部員の笑顔が見れて本当にうれしかったです。皆をサポートできてよかったと心から思います。

わたしたち成蹊大学ラグビー部は、対抗戦Aグループにありながら、部員数は39名と同じAグループの他大学に比べ圧倒的に少ないです。そしてスポーツ推薦がない為、最初から知名度や卓越した実力のある選手はいません。それでも、Aグループに所属している、成蹊の誇りです。



最後に、1年部員自己紹介で締めたいと思います。本日の試合でリザーブでメンバー入りしておりましたFL井上です。

HPをご覧の皆様初めまして。茨城県茗渓学園高等学校出身、理工学部エレクトロメカニクス学科の1年井上高宗です。
 
本日は対抗戦最終試合の立教戦でした。今回の試合は史上初大学対抗戦での2勝目のかかっている試合でした。もちろん当日の緊張感はとてつもないものでした。しかし、ここ最近の練習は選手、マネージャー、コーチ全員で絶妙な緊張感をもっており、良い雰囲気のまま本日の試合にのぞみました。
本日の試合は最初の数分でリズムよく成蹊ラグビーの持ち味である展開ラグビーによってお手本のようなトライをとり、ものすごくいい入りで試合ができていたのです。しかしそれからは逆に立教のキックゲームにより、前半残りは立教のペースとなってしまいました。トライをとられることはなかったのですが、確実にPGを重ねていき接戦のままハーフタイムを迎えました。それでも後半では立教のキックゲームにもうまく対応し成蹊のペースにしたままノーサイドの笛が鳴りました。終わってみれば26-12と差をつけて成蹊ラグビーの歴史に刻む劇的な勝利をつかむことができました。これで今年の対抗戦の試合は終わりになりますが、今年1年間応援ありがとうございました。そして今後とも応援よろしくお願いします。
 
ここからは少し自分の自己紹介をさせていただきます。僕はラグビーを中学1年生のときからずっと続けていますがラグビーを始めたきっかけは、ラグビーをしていた2つ上の兄に憧れて僕もラグビーをやり始めました。
自分の中で本気でするラグビーは高校生の間だけと思っていたのですが、高校3年生のときの花園で3年連続佐賀工業高校とあたり2年連続抽選負けをしていたので、今度こそは絶対勝ってやると思っていたのですが惜しくも敗戦してしまいました。自分たちがシード校だったのにも関わらず2回戦で負けてしまった悔しさもありましたが、その試合で自分の思うプレーが60分間ずっと出来なかったことが何よりも悔しかったです。それからどのように大学生活をおくっていこうか悩んでいるときに、八木監督や去年卒業してしまった前主務中村さんに誘われて大学で高校生のときにできなかったラグビーをしていこうと決意し成蹊大学ラグビー部に入ることを決めました。
 
大学では、大学対抗戦の試合を少しの時間だけチャンスをもらい出場させてもらっていますが、試合でなかなかいいプレーをできていません。なので、これからもチャンスをもらったら積極的にアピールしていきたいと思います。
これで私たち1年生の紹介を終わらせていただきますが。私たち一年生はとても部員が少なく5人ですが、互いに支え合い、切磋琢磨し頑張りますので応援よろしくお願いします。
 
1年 井上高宗



本日は読みごたえのあるマネ日記となったかと思います。
次は4年生の番です。どうぞお楽しみにお待ちください。
ご精読ありがとうございました。