お知らせ

四年間を振り返ってー八木克憲ー

2015/01/06

こんにちは。
成蹊大学ラグビー部副将を務めました八木克憲です。

まず始めに、成蹊大学ラグビー部を応援して頂きまして、ありがとうございました。

私が成蹊大学ラグビー部に入部して、一番驚いた事は部員の自主性の高さでした。普段の練習は、上級生が決め、監督やコーチ陣が平日はほとんどいない中、意識高く練習をする事。
高校時代に毎日監督から怒鳴られながら、練習してきた私にとっては、とても新鮮でした。

ただ、強制されずに、自主的に取り組む普段の練習において、常に高いモチベーションを意識し続けるのは、非常に難しかったです。
やっとチャンスを頂いた、試合においても、ミスしないようについ守りのプレーに入ってしまい、思ったようなパフォーマンスが出せない時が多くありました。

しかし、転機となったのは、3年時所属していたゼミの伊藤教授の言葉でした。
「±0よりマイナス無限」
評価を気にして、何もできないよりは、たくさん失敗した方が、自分の成長につながる。昔の私にそう言っていたのだと思います。
それからチャンスがあれば、色んなプレーを試みました、ああでもない…こうでもない…そう言って少しずつ軌道修正し、徐々に成長を実感する事ができました。
こうあれたのも、成蹊ラグビー部の文武両道の風土があったからだと思います。

今年を振り返ってみると、副将という立場からチームをまとめられていたかどうかは、分かりません。しかし、結果として、目標であったAグループ再昇格を達成できなかったことからまだまだ足りなかったのだと責任を感じています。

あと少しで、卒業となりますが、今度は成蹊ラグビー部のOBとして、チームをできる限り、サポートしていきたいです。

最後になりますが、成蹊大学ラグビー部に入って良かったです。
支えてくれた、同期を始め、大塚監督をはじめコーチの方々、後輩、トレーナー、マネージャー、そして家族には本当に感謝しています。

今後とも成蹊大学ラグビー部へのご声援をよろしくお願い致します。
ご精読ありがとうございました。