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第2回 高校ラグビー部顧問 蓬来先生のご挨拶

2021/09/06(月) 11:30

日頃より成蹊大学ラグビーフットボール部にご支援、ご声援いただきまして誠にありがとうございます。
マネージャー4年石井はる陽、2年山田彬乃、1年太田千菜美です。

(石井、山田、太田)
メールマガジン第2回目の配信です!
今回は成蹊高校ラグビー部顧問の蓬来先生のご挨拶です。
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【新任のご挨拶】
成蹊ラガークラブOBの皆様、はじめまして。
成蹊高校ラグビー部顧問の蓬来直樹と申します。
日頃から高校ラグビー部へのご支援、ご声援をいただき、ありがとうございます。

私は今年度より高校ラグビー部顧問を務めております。
まずは、この場をお借りして自己紹介をさせていただきます。
私は成蹊中学でラグビーを始め、平成29年に成蹊高校を卒業しました。
中高では、現在の中学監督である高原先生、高校の土屋先生にご指導いただきました。
卒業後は筑波大学に進学し、体育会ラグビー部でプレーを続けました。
(現役最後まで、ポジションはロック一筋でした。)
今年3月に大学を卒業後、縁あって現在は成蹊中学校の外国語科教諭として働いております。

成蹊は、私の原点といえる場所です。
英語教員を目指したきっかけも、いちラグビー選手としての出発地点も、すべては成蹊にあります。
成蹊への恩返しをしたい一心で、学生時代から母校で教員になることを夢見ておりました。
筑波大学を選んだのも、同じく筑波卒の土屋先生に憧れたからです。
いまになって同じ教員としてラグビー部に関わっていられることに、この上ない喜びを感じております。

英語教員として、英語の授業では生徒とのコミュニケーションを重視しています。
英語教育の分野では、かつて支配的だった一方的な詰め込み式の学習は下火となり、教員と生徒との双方向的な学びの重要性が叫ばれています。
画一的な「正解」を求めるより、互いの関わり合いの中で英語を使っていくことが求められています。
実はこれは、ラグビーにも共通しています。
技術や戦術は日々進化を遂げ、これまで正しいとされてきた知識の絶対性は揺らぎつつあります。
ラグビーの指導においても、コーチが一方的に「正解」を押しつける指導は、もはや時代錯誤と言っていいでしょう。
私は選手とのコミュニケーションを通じて、プレーの意図や目的を明確にしながら、選手が自らの課題を解決できるようサポートしています。
選手の目線に立ち、選手が楽しむことを第一に、全力で指導にあたっていく所存です。
まだまだ未熟な私ですが、今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。

さて、今年度のチームは春季大会1回戦で大東文化第一を24-7、2回戦で明大中野八王子を19-12と、どちらも接戦を逆転して制したものの、3回戦では東京高校に0-76という大敗を喫しました。
理想にはまだまだ遠い現状ですが、日々の練習映像を共有して振り返ったり、オンラインでのミーティングを行ったりと、試行錯誤しながら「負けないチーム」を合言葉に日々練習に励んでおります。
最後になりますが、青春を懸けてラグビーに向き合う高校生たちに、多大なるご支援とご声援のほど、よろしくお願いいたします。

成蹊中学校 外国語科教諭
成蹊高校ラグビー部顧問 蓬来直樹
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コロナ渦で応援してくださる皆様に直接お会いする機会が少ない状況ではありますが、皆様のご声援は選手にとって大きな力となります。
激励のコメントを下記URLのHP掲示板に是非お寄せください。
https://www.seikeiruggerclub.com/bbs_show/MODE=input&bbs_header_id=2 

次回の配信も近日中を予定しております。楽しみにお待ちください!
今後ともご支援、ご声援のほどよろしくお願い致します。