コラム~成蹊ラグビー

がけっぷち

2023/11/06(月) 14:22

vs筑波大戦
試合終了時に電光掲示板を眺めたら11トライも取られていた
点数は73点・・これはすぐに目に入ってきたので理解はできたが、11トライも取られてしまったという実感が湧かなかった
身内に対する贔屓目と言われてしまうかもしれないが随所に好タックルを連発し、ターンオーバーから攻撃をする機会も結構あったのでいつの間にかに積み重ねられてしまったという思いの方が強い
特に前半30分ごろまでは0-19で成蹊のしつこいDFに筑波も必死な応戦を見せており互角の戦いができていたこともそう感じてしまう起因であろう
でも現実は11トライ73点という結果に終わった
残念だがこれは現実だ

山崎OB会長(前監督)が米国から一時帰国のタイミングで観戦しに来られていたので終了後の全体集合時に
「1本の線をピンっと張り詰めそれが緩まないように常に緊張感をもってやっていこう」
「残り2試合負けられない試合だけど、もうこうなったら1年間自分たちのやってきたことを信じてやるしかないだろう!そのためには1つ1つのプレーの精度を高めなくてはならない」
という言葉を頂戴した

やはり結果が全てなんだと思う
自分たちがやってきたことが正しかったということを証明するためには勝つしかない
これは社会に出てからも同じことが言える
例えば営業マン 
真面目に営業活動を重ねても自分の担当する商品が一向に売れなければ上司からは「お前は何をやっているんだ、毎日どこ回っているんだ、本当に真面目にやっていればこんな成績のはずがないだろう」叱責ばかりの毎日が続く
心の中では「自分は誰よりも真面目に営業活動をしているのに何で分かってくれないんだ!」
でも営業成績が伴わない奴のいうことは誰も信じてくれないし認めてもくれない
僕たちのラグビー部の戦績も同じだ
春からどんなに厳しい練習をしてきても、夏の「昭和練」に耐え抜いてきたとしても秋の対抗戦で1勝もできなければ「よくやった!」という声は掛からない
こんな事態を迎えたくなければ、もうやるしかないのだ
そこには理由も理屈もない
自分たちのやってきたことが正しかったことを証明するには勝って示すしかない!

まさに「崖野淵子」さんですよ

2023.11.6
SRFC Taro.S