コラム~成蹊ラグビー

暑いです

2022/06/30(木) 10:11

一年の半分が過ぎようとしている
今年の上半期の出来事を振り返ろうとするとオミクロン株のこととロシアのウクライナ侵攻のことがまず頭に思い浮かぶが、それに加わりそうなのが観測史上最速で明けた梅雨明けのこと
日本で一番梅雨嫌いを自負している僕としては梅雨明けが早まるのは嬉しく思うが、いくら何でも心身ともに準備ができていない

とにかく暑い

こんなに暑い中、今度の土曜日は日本代表vsフランス代表戦がある
日本代表が勝ちそうな気配を感じているが、フランスは敗戦の理由として酷暑を言い訳の材料にしてきそうだ
その昔(1989年5月28日)宿沢JAPANが秩父宮でスコットランド代表に勝利を収めた際にも、敗因を暑さにあるとし、かつ実はこのチームは正式な代表ではなかったと言い放ってきたことがあった
欧米人(アングロサクソン系)は常に自分たちが正しく、かつ強者じゃないといけないと思っているところがあり、結構潔くないことを平気でをやってくる
その最たるものがノルディックスキー競技、日本が技術力で体格の差を跳ね返そうとするたびにルール変更をしてきて服装規定やスキー板の長さ規定、複合競技に至ってはジャンプと距離のスタート時間の差を短くして距離に強い選手が数多くいる国を有利にさせてしまうような規定など常に自分たちが有利になるようなルールに替えてしまう
ラグビーは依然としてTier1所属代表チームが断然に強いので劇的なルール変更はないが、2023フランス大会でも日本代表が躍進をしたら考えもつかないようなルール変更をしてくるかもしれない

日本という国はいかなる状況・立場でも常に正々堂々と戦うことを実践し、他国、他人もそうだろうと思い込んでしまう国民性であるが、最近の国際情勢などを観てももう少しずる賢く柔軟な対応をしても良いのではないかと思ってしまう
でもそうしてしまうと日本人が日本人であることの美徳を自ら犯してしまうジレンマとの戦いになってしまうのかもしれず・・・一体どうすればよいのかと思い悩んでしまう

暑い時に考えることではないな

皆さま ご自愛のほどを

2022.6.30
SRFC Taro.S