コラム~成蹊ラグビー

GW観戦記

2022/05/09(月) 14:34

今年のGwは10連休と久しぶりに大型連休となりました
私自身は遠方に出かけることもなく、ゴルフを2ラウンドしただけであとは空いている日にはグランドに顔を出しておりました
その際に2試合 春の交流戦を観戦したので各試合の私なりの所感を述べたいと思います
①vs立教大学戦(5月1日)
志木の立教大学Gにて対戦 8-5という最近では珍しい少得点での接戦となりました
勝因は規律の差かと・・・
立教は珍しく反則が多くリズムを崩し、逆に成蹊はハードタックルが規律あるプレーを生み出し攻守ともにバランスが取れていました
成蹊に勝利をもたらしたのは前半草々のWTB松田選手のハードタックルによる相手のノックオンを誘発したプレーが大きいと感じました
そのプレーはチームメイトに勇気を与え、自分たちも続こう!みたいなムードを醸成するには十分であったし、相手も自陣からは慎重なプレーにならざるを得なかったのでしょう
立教に勝利を収めたには久しぶり、入替戦から2連敗中の相手にこの時期とはいえ勝つことができたのは部全体が上昇気流に乗れるのではないかと予感しました

②vs中央大学戦(5月8日)
吉祥寺の成蹊大学Gにて対戦、10-50と敗戦
敗因は立教戦とは真逆の規律の差‥今度はうちの反則の多さが防戦一方となってしまいリズムを崩してしまった
前半は終了間際にBKの展開で1トライを返し10-21と反撃ムードとなったが、後半はメンバー交代を重ねるうちに連携に乱れが生じ、タックルミスも多くなり見せ場なく終わってしまった
中大はリーグ戦では珍しく外国人を擁しないチームで伝統校らしいフェアなプレーを展開してきて見習うところが多いチームであるのでこの時期に彼らと試合ができたことは良い経験になったはずである

2試合を統合した感想としては、Fwのセットプレーの安定 特にLOの整備は課題であろうということ
必死なDFで相手の反則を誘発し、タッチキックからのLOで攻撃に転じたいところで再びDFに戻らざるを得ない状態が続くとやはりタックルミスも出やすくなる
接戦をするには攻守のバランスが大切だと思っている
攻守のバランスが良いと規律のあるプレーが続き、自然と好プレーの連続となる
そういう意味では立教戦と中大戦を好対照なゲームを経験できたことはこの時期とても良いことだと思いたい

2021.5.9
SRFC Taro.S