コラム~成蹊ラグビー

やるときゃやる

2017/11/14(火) 13:20

一昨日の敗戦により入替戦が避けられなくなった
あとは、ブービーなのかメーカーなのかだが・・うち以外の当該校はいずれも2試合残しているので明確な得失点差は出ないが、うちが日体大戦に勝利を収めない限りいくら計算してもしょうがないことではある
まずは、日体大にしっかりと勝ってほしい

もしかしたら以前にもこのコラムの中で述べたかもしれないが、主観を述べれば、成蹊はAグループに所属していようとBグループだろうと入替戦は避けられないチームだと思っている

大切なのは残留してAグループに居続けることである

文武両道などと格好の良いことを言うつもりはないが、合宿所もなく、スポーツ推薦なんて夢のまた夢・・・部員集めに苦労をし、当然だけど授業優先で練習開始は18時を過ぎてからで21時には部室を出なければならない練習環境の中で本当に学生たちはよくやっていると思う

それでも自分たちがやってきたことを証明するには勝つしかないのである

勝たない限り全てが言い訳になってしまう

成蹊ラグビーの良いところは挙げればきりがないが、やはり究極的には「やるときゃやる!!」という火事場の馬鹿力があるところだろう 昨年度の入替戦も80分間負け続けていて、ラストチャンスに勝利をもぎ取った

この風土は脈々と続く成蹊の伝統だと断定できる 
なぜならば、今から30年前に卒業した我々の同期の間では最終学年の時に回していた日記(部誌)があり、その中で帝京戦を前にした土田士朗さん(L.O)の部誌にはその一面を使って 「やるときゃやる!!板井が成蹊に来てよかったと言わせます!」とだけ書いてあった 
その言葉の通り、我々はラストワンプレーで帝京大に勝利を収めた

当時からこの言葉は成蹊の中で生き続けているのだと思う

成蹊は最後には絶対に勝つのだ やるときゃやるのだ!!

自分たちを信じて闘って欲しい

注記
1.土田さんは僕たちの代で卒業しましたが本当は1つ上の先輩なのでさん付けしております
2.板井は僕たちの代の主将で、大分上野丘高校出身なのでこの表現になっています

2017.11.14
SRFC Taro.S