コラム~成蹊ラグビー

結果がすべて

2017/10/03(火) 12:48

対抗戦第2戦 慶応義塾大との試合が秩父宮ラグビー場で行われた

前半開始10分までに3トライを取られ苦しい展開だった 徐々にペースをつかみ何度かボールを継続できる時間帯もあったが安易なミスから逆に相手に攻め込まれ、フラストレーションが溜まる前半であった

前半終了し0vs40・・・・昨年と同じような展開に学園OBの方々に応援観戦依頼の葉書を出したのを後悔し始めていた

後半開始早々にもトライを取られて0-47 後悔が増すばかり・・・
後半2度目の慶応の猛攻をゴール前しつこいDFで凌いだくらいから潮目が変わり始めた 
点差が開いたために慶応のプレーも雑になってはいたが、成蹊の粘り強いDFが一進一退の攻防に持ち込んだのだと思う

そんな中待望のトライが自信を持ってやってきたFWプレーにより取れたのは大きかった
浮足立つ慶応、波に乗る成蹊 後半40分までは前半の結果を忘れてしまうほど押せ押せの成蹊フィフティーンは輝いていた
しかしながら一瞬の判断ミスから約100mのターンオーバーを許してしまい、その後のリスタートでもノーホイッスルトライを献上しノーサイドとなった

7vs61

この結果をどう感じるのか 
『いやいや後半最後の最後までよく頑張っていたよ』と言ってくれるのは競技場に足を運んで下さって熱心に応援をしてくださった方々だけであり、ラグビー関連のネットニュースや翌日の新聞などで確認した大半の人は慶応の完勝、成蹊は2試合目も大敗を喫したとしか見てくれないはずである
学生にはこの感覚を大切にしてほしいのだ 『成蹊は2戦連続して同じような形で大敗した』と言う事実を・・・!!

世の中は結果がすべてであり、どんなにその途中経過が順調であったとしても結果が出なければ誰も認めてくれないのだ
『練習一生懸命頑張っていたよね』、『途中までは互角に戦っていたよね』なんていう甘い言葉ににわかに満足していてはならない

次戦は明治 FWBK一体となって攻めてくる破壊力は大学でもトップクラスのチームに対して、序盤戦2試合で出現した課題をどのように修正して臨むことができるのか青学戦を前に重要な一戦になると思う

結果がすべて!これを常に意識してこれからの対抗戦を戦い抜いてほしい

2017.10.3
SRFC
Taro.S