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立命館大学戦 -奥田こころ-

2025/08/20(水) 00:00

ホームページをご覧の皆さま、こんにちは。
本日は、2年アナリストの奥田こころが担当いたします。

菅平合宿も折り返しを迎えた本日、合宿2戦目となる立命館大学戦が行われました。
私自身、サニアパークでの試合は初めての経験であり、選手・スタッフともに大きな期待を胸に臨んだ一戦となりました。

冷涼な気候が特徴の菅平ですが、午前9時30分のキックオフ時には気温も上がり、強い日差しの中での試合となりました。
試合序盤はキックゲームで主導権を握り、菊本有真(4年/崇徳)の見事な50:22キックで流れを引き寄せます。
そこから、小田隼平(1年/関西北陽)がトライを決め、先制に成功しました。

しかしその後、自らのペナルティからモールで押し込まれ失点。
敵陣でのプレーが続くものの、立命館大学の堅守に阻まれ、前半は19-36とビハインドを背負って折り返しました。

後半も激しい攻防が続く中、ゴール前でペナルティを獲得すると、素早く大外へ展開し、高林麓(1年/茗溪学園)が後半の先制トライを挙げます。
高林はこの試合で1年生ながら3トライを記録し、チームにとって大きな戦力となりました。

後半は21-26と立命館大学を相手に1トライ差まで詰め寄るも、要所でのミスやペナルティからボールを失い、最終スコアは40-62で敗戦となりました。

A戦終了後には、40分1本のアクセラーズ戦も行われました。
この試合ではマイボールの継続が叶わず、苦しい展開に。
それでも、南原広誠(2年/國學院)、堀内未風(1年/日川)の力強いディフェンスが光り、随所でチームに勢いを与えました。
しかし最後まで流れを引き戻すことはできず、0-32の完封負けとなりました。

A戦・アクセラーズ戦ともに悔しさの残る結果ではありましたが、春シーズンの課題であった得点力やゲームメイクの面では、確かな成長が感じられる内容でした。
試合後の選手たちの表情からは、敗戦の悔しさだけでなく、「自分たちのラグビー」に対する手応えと自信が垣間見えました。

最後になりましたが、日頃より弊部への温かいご支援・ご声援を賜り、誠にありがとうございます。
皆さまのご支援のもと、この菅平合宿が実現していることに深く感謝し、引き続き精進してまいります。

今後とも、変わらぬご声援のほどよろしくお願い申し上げます。