SRFCダイアリー

笑顔で -福田英毅-

2024/03/17(日) 00:00

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。 
新4年、静岡高校出身の福田英毅です。 

まず昨年を振り返りますと、入部初の対抗戦Aグループに胸を躍らせながらも大きな荒波に飲まれ、ただ圧倒されるだけのシーズンでした。
対抗戦Bグループでは立てないような素晴らしいグラウンドやロッカールームを眺め、日本代表候補が多く犇く強大なチーム相手に奮闘する同期を見て、いつからか試合が他人事になっている自分がいました。

強く記憶しているのは、春シーズンを終えて夏の校内合宿ではAスコッドに入れたものの、結果が振るわず菅平へ登ったときにはBスコッドに落ちたことです。
コーチの求めるクオリティに達せなかった自分が情けなく、悔しく感じました。
言い訳できない、実力不足です。
自分なりに孤軍奮闘するなか、打倒慶應を掲げた秋シーズンが始まり、毎週のようにアクセラーズで相手チームの仮想練習をする中で、ふとAチームの試合を傍観している自分に気付きました。
今までAチームに入るために頑張っていた練習は、相手チームのムーブを合わせるものに変わり、自身の実力を試すアクセラーズ戦もあるのかどうかさえわからない日々に、当時は気づきませんでしたがモチベーションはほぼ無くなってしまっていたなと、今振り返ると思います。

慶應に勝ちたい、立教青学に勝ちたいという思いは本音であったものの、自分自身はただメンバーを応援しているだけで、本当の意味でのプレイヤーであったかと問われると答えに窮してしまいます。
これが本音です。
チャンスが少なくなる秋に、アクセラーズのモチベーションが低くなってしまうのは綺麗事では片付けられない、避けることのできないものだと思います。

解決策はただ一つ、私自身が秋のAチームに入り試合に出場することだと思います。
アクセラーズとしてメンバーを支えるのはチームにとって絶対に必要なものではありますが、僕はそうではなく「選手として試合に出たい」と、秩父宮や栃木、岩手で活躍する同期を見てそう強く思いました。
こう思わせてくれた入学同期には感謝の気持ちで一杯です。ありがとう。

ありがたいことに人より1年多くチャンスをいただいているので、FLに転向し今年は本当の意味でプレイヤーとして、アクセラーズを置いていくことなく昇格に貢献したいです。
同期のケツは僕が入替戦で拭きます。
入替戦の相手は日本体育大学が良いです。

入替戦にメンバーとして出場し、勝って昇格し、大好きな成蹊ラガークラブの皆と笑顔でシーズンを終えて、ラグビー人生に幕を下ろしたいです。
最後の1年間、頑張ります。
今年度も、変わらぬご声援をよろしくお願いします。