コラム~成蹊ラグビー

ラグビーマガジン

2019/12/26(木) 10:30

会社近くのコンビニに入って雑誌販売コーナーの前を通る際にマガジンラックにふと目をやるとなんとそこにはラグビーマガジンがあるではないか・・・
思わず2度見し本当にラグビーマガジンなのか、それとも俄かに便乗したムック本なのか確かめる為に手に取るとそれは正真正銘のラグビーマガジンであった

コンビニに’ラグマガ’が置いてある  
まさかこんな日が来るとは思ってもみなかった
ラグマガの発刊は僕が小学生の頃 季刊誌だった記憶があり、当時の日本ラグビーは社会人チームの近鉄が全盛期で小笠原、今里、坂田(敬称略)が今でいうところのリーチマイケル、田中、松島などに該当するだろう・・・スーパースターだった思い出が蘇える
昔は駅前に必ずあった本屋さんも店主の老齢化と共に閉店となるところが増え、自分の趣味嗜好に叶う本もターミナル駅の大資本の書店に行かなければ見つけることができなくなってきている今日この頃、誰もが1日に1度は訪れるだろうコンビニに、売れ筋の中でも厳選商品を置く性質がある中でのまさかのラグマガ!!
TVで日本代表選手を見ない日がないくらいに依然として盛り上がったままの日本ラグビー界
昨日(12/25)のNHK番組「今年グッと!きたアスリート」でも第1位はラグビー日本代表選手たちであった
大阪なおみ、八村塁を差し置いての堂々たる1位は、TVに出るたびに代表選手たちが「日本ラグビーに益々の発展の為に・・・!」と言う言葉が本当に報われていると感じて心から嬉しく思っている
ラグマガがコンビニのマガジンラックから消え去らないように祈るばかりではなく、自分のような末端のラグビー経験者もラグビー界のさらなる発展に何かしら貢献しなくてはいけないんだと感じさせてくれました

今年も残すところあと5日
成蹊大学ラグビーは残念ながら降格しましたが、青学戦の奮闘や入替戦の最後のゴール前の攻防など随所に成蹊ラガーの意地を見せてくれたシーズンでありました
以前にもこのコラムに書きましたが、成蹊は入替戦を回避できないチームです 
AグループにいようがBグループだろうが入替戦は必至のチームなのです
しかしながら、それをただ漠然と受け止め当たり前のように思うのか、それとも必死で逃れようとしたり掴み取ろうとしないと得ることのできないことと考えるのかでチームは全く違う存在になると思う
3年生以下は今年を振り返るときに僕が今ここで述べた言葉の真意をよく理解して年越しをしてほしいと思っています

さて、追伸・・・
本当は最低でも毎月2本コラムを投稿しようと考えていましたが、なかなか時間を作ることができず思い立ってのタイミングでしか投稿できずに申し訳なく思っています
それでも、読んでるよ!という先輩後輩方の声があるので細々と続けておりますが・・来年こそはもう少しコラムに責任感を持って臨みたいと思っています
それでは皆様 ご精読ありがとうございました
良い年をお迎えくださいませ

2019.12.26
SRFC Taro.S