コラム~成蹊ラグビー

いざ入替戦

2019/12/02(月) 16:05

対抗戦が終了し、今年も7戦全敗であった
W杯の興奮が良い方向に行けば良いと思っていたけれど他の対抗戦上位校の熱戦と比べても成蹊だけが別次元の戦いとなってしまった現実を突きつけられている
懸命に戦った結果であるからしょうがないとも思うし、学生も別にこれで良いと思っているはずではないと信じている

毎年思うことであり学生にも話しているが、別に今年だけが全敗なのではなく、2016年度から今年までの4シーズン対抗戦において勝ち星はない
原因を追求しようと思って4年間の戦績を得失点で検証すると、今シーズン失点はかなり増えているが逆に得点は4年間で一番多い
失点の原因はFwのスクラムだと思うが、筑波戦、青学戦、日体大戦で戦う中でかなり改善されており、僕の個人的な不安はなくなっており、次戦においてFwは自信をもって戦えるチームになったと感じている

入替戦はまさにフィジカルバトルだ 肉体的にも精神的にも強い方が勝つ資格がある そしてそれは我々成蹊なのだ

その為には一歩も引かない気持ちが必要だし、対抗戦で散々にやられて溜りに溜まっている鬱憤を晴らし、自分たちが今年やってきたことを出し惜しみすることなく120%出し切ることだ
綺麗ごとではないし、理屈では説明できない戦いをするしかないのだ
ここまで来たら痛いところがあるのは当たり前、万全な状態でピッチに立っている選手は一人もいない
試合中だって痛い顔をしたら相手の思うつぼ、どんなに痛くても平気なふりをしてすぐに起き上って次のプレーに向かう
これを80分間続けることで自ずと結果はついてくる

とにかく「やるときはやる!!」成蹊の伝統をここで発揮して欲しい

2019.12.2
SRFC Taro.S