コラム~成蹊ラグビー

シーズンイン

2017/08/09(水) 09:54

夏合宿が始まった 
5日間の校内合宿と16日からの菅平合宿と合わせると2週間にも及ぶ長丁場であり、自分の学生時代の気持ちと重ね合わせても気の毒としか言えない
怪我人が出ないことを願うばかりである

その昔『夏を制する者が受験を制す』というとある予備校の標語があったが、ラグビー界も同じだと思う 
夏の在り方が秋の戦績に直接的な関わりを持つので、痛いとか辛いとかネガティブなことは心の中に仕舞い、どうしたら自分が成長しチームが強くなるのかを考えて行動、実践して欲しい

そこで春の交流戦の結果を昨年と対比してみたので参考にしてほしい 
対戦相手はリーグ戦が専修が法政に、関東学院が山梨学院に変わった以外は日大と対抗戦は昨年同様立教、日体、青学なので良い比較になると思う
2016年
総得点106、総失点370 得トライ18、失トライ56
2017年
総得点106、総失点366、得トライ16、失トライ58
数字だけ見ると昨年とほとんど変わっていないようだが、法政大との7vs102(得トライ1、失トライ16)の試合があるのでそれを抜かせば、昨年と比べるとDF力は少しだけ上がっているのではないかと思っている ただし、考え違いして欲しくないのはまだまだ全然「ダメ」なレベルであるということは認識してほしい
得点力について考えるとトライ差が2つなのでそんなに変わっていないと思ってしまうと落とし穴に嵌ってしまうだろう 昨年より明らかにBKの「前」に出ようとする力は劣っている

春の戦績を分析していると思うが、チーム、そして個人の課題はそれぞれ明確になっているはずなのでそれらをしっかりと制して今年の目標に向かって『UNITE』してほしい

2017.8.9
SRFC
Taro.S