コラム~成蹊ラグビー

今日から読書週間(11/9まで)

2016/10/27(木) 00:42

元は1924年に日本図書館協会が制定した11/17~11/23までの図書週刊だった。

1939年戦争の影響で廃止となっていたものを1947年読書週間実行委員会が結成され、その第1回目が11/17~11/23の「読書週間」として再開され、2回目よりは1週間では短くてもったいないということで、文化の日(11/3)を挟む今の期間の10/27~11/9ということで現在まで続いており、今年で70回目を迎えたらしい。
※現在では委員会から「読書推進運動協議会」となっている。

とまあ細かいことはおいておいて・・・・

ラグビ―部員には読書を習慣づけて欲しいと思っている。

通学(通勤)中に電車内で携帯をいじりゲームに没頭している人を見ると悲しくなる。
時間の無駄遣いをしているとしか思えない。

人によっては混雑時のイライラ解消手段、リラックスする手段についてとやかく言われたくないと思う人がいることは理解しているが・・それにしても『ゲーム』はないと心底思っている。

『本』は見聞を広めることはもちろんであるが、想像力を高めることに寄与し感性が豊かになり、人間力を高めることの一助になるはずだ。
今は電子書籍などの発達により、本屋で本を探すのが苦手という人にも、より本を読みやすい環境となっている。

どんな本を読めば分からないという人には、『本屋大賞』で選ばれた本を読んでみることを勧めたい。
本屋大賞とは2004年に設立された、本屋大賞実行委員会が運営する文学賞である。
一般の文学賞とは異なり作家・文学者は選考に加わらず、「新刊を扱う書店(オンライン書店を含む)の書店員」の投票によってノミネート作品および受賞作が決定されるというものであり、「面白いからみんなに読んでほしい」と思って選ばれるという経緯が面白いのだ。
ドラマ化や映画化されるものもこの本屋大賞で選ばれた作品が多いのも特徴である。


秋の夜長、練習後の疲れた身体を労わる手段、時にはぐっすり眠れる睡眠薬代わりとしてこの機会にどうか読書を始めて欲しい。


2016.10.27
SRFC
GM Taro.S