お知らせ

四年間を振り返って ー若奈 真衣ー

2017/01/03

ホームページをご覧の皆様、明けましておめでとうございます。

本日は4年マネージャーの若奈真衣が担当致します。

 

まず初めに今年度も成蹊大学ラグビーフットボール部に多大なるご支援・ご声援を下さいました、OBOGの皆様、ご父兄の皆様、学園関係者の皆様、成蹊ラグビーファンクラブの皆様、誠にありがとうございました。

 

成蹊大学ラグビーフットボール部での4年間を振り返ってみると、月日が経つのがとても早く、あっという間に引退を迎えました。

対抗戦Aグループという舞台に圧倒され、言われるがまま動いていた1年次とは異なり、4年次の今年度はこの素晴らしい舞台に立てるチームの一員としての喜びをかみしめ、マネージメントをすることが出来ました。

 

昨年の12月11日に行われた関東大学対抗戦ABグループ入替戦では、ロスタイムでの劇的逆転勝利を収めることが出来ました。
試合終了間際でマイボールスクラムになった時、「絶対勝てる」と心から信じることが出来ました。それはなぜかと言うと、4年間のチームの努力を見てきたからです。特に今年1年間、FWのスクラムやラインアウトモールは全体練習が終わった後も、時にはグラウンドの電気が落ちる時間まで毎日毎日練習をしていました。リザーブ選手やスタンドにいる選手からも「FWこだわれ!」「やってきたこと!」と言葉が飛び交っていました。

高校時代からラグビー部のマネージャーをしている私ですが、試合中に大声で叫び続けたのは初めてでした。

勝利を掴み取り、笑顔で拳をあげている選手、緊張の糸が切れその場で座り込む選手、共に抱き合い喜びを爆発させている選手、この光景をみて涙が止まりませんでした。

暑い日も寒い日も、必死に練習してきた選手たちが最後の最後に笑うことが出来てマネージャーとして、これ以上に嬉しいことはありません。

 

最前線で身体を張り続けてくれた15人、リザーブ選手、観客席で80分間声を出し続けていたメンバーに入れなかった選手たち、手作りの横断幕を手に可愛い声で応援してくれた成蹊小学校のみんな、強風の中常に旗を上げ続けてくれていた応援指導部の方々、そして遠方まで足をお運びくださり熱いご声援を下さいました、OBOGの皆様、ご父兄の皆様、学園関係者の皆様、成蹊ラグビーファンクラブの皆様、全ての人の想いが1つになり、あの激戦を制することができたのだと思います。

 
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年間共に過ごしてきた同期15人と、最後に全員で笑うことが出来て本当によかったです。

また、同期マネージャーの2人には心から感謝をしています。性格が全く違う私達ですが、1年次から目指す目標は変わらず、どうすればマネージャーチームが良くなっていくのか、自分たちが出来ることは何か、チームに何を求められているのか、部について何度も熱く語り合いました。思っていることを全てぶつけ合うことが出来たからこそ、現状のマネージメントに満足することなく常に高みを目指して行けたのだと思います。

 

また、貴島会長、立花副会長、根本さん、八木強化委員長、宍戸GM、大塚前監督、池田監督、柳瀬コーチ、落合コーチ、太田コーチ、井上コーチ、服部トレーナー
4年間大変お世話になりました。誠にありがとうございました。皆様と笑顔でシーズンを終えることができ、心から嬉しく思います。これからはOGとして現役を応援していこうと思いますので、今後もよろしくお願い致します。

 

引退を迎えて今感じることは、成蹊大学ラグビーフットボール部に入部して本当によかったということです。
この部に入らなければ分からなかったこと、経験できなかったことが沢山ありました。多くの方に出会い、多くのことを経験し、一人の人として成長することが出来ました。
この4年間で学んだことを、社会に出ても忘れることなく歩んでいきたいと思います。

 

最後になりましたが、来年度も成蹊大学ラグビーフットボール部は厳しくも素晴らしい対抗戦Aグループという舞台で戦います。
格上の相手と戦う中で皆様のご支援・ご声援が必要不可欠です。
今後も変わらぬご支援・ご声援の程よろしくお願い致します。

ご精読ありがとうございました。




高橋、若奈、小林


高橋、若奈