お知らせ

四年間を振り返ってー早田亜生ー

2015/01/01

ホームページをご覧の皆様、新年明けましておめでとうございます。
本日は4年マネージャー、早田亜生が担当させていただきます。
 
この4年間を振り返り、まず思うことは「成蹊大学ラグビー部に入部して良かった」ということです。
引退して部活から離れた今、この言葉を身に染みて実感しています。
 
と言いましても、部活で過ごした日々が楽しかったという意味ではありません。むしろ悩んだこと、悔しかったことの方が多くありました。ラグビー知識もマネージャー経験も皆無な私がいざ入部すると、大きな組織に圧倒され、もがいた1年目。同期マネージャーが辞め、1人で大きな不安と焦りを持ちながら、試行錯誤した2年目。上級生になり、部に対する視野が広がったと同時にいかに貢献できるか考えた3年目。最高学年になり、マネージャーを引っ張っていくこと、部を支えること、目標を達成することへの大変さと厳しさを痛感した4年目。4年間を振り返ると、日々大きな壁にぶつかり、もがいていた自分がそこにいました。その度に、失敗して落ち込み、やりきれない自分に情けなく感じることもありました。しかしその時必ず、仲間に助けられ、励まし合い、刺激をもらい、そして自分と向き合い、見つめ直し、大きな学びと成長を味わうことができました。学生生活最後の4年間、伝統のある成蹊大学ラグビー部に所属し、貴重な経験ができたことをとても大きな財産だと感じています。
 
その経験が出来たのも、多くの方に支えていただいたおかげです。
いつもマネージャーを気にかけていただいた大塚昂監督、池田元コーチ、
至らない点ばかりな私に社会人としての常識を指導してくださったOB・OGの方、
練習から試合まであらゆる面からサポート、ご声援をくださった父母会の方、
多くの熱いご声援をいただいた成蹊大学ラグビー部のサポーターの方、
辛い時、嬉しい時に心強い言葉で支えてくれた家族、
皆様の言葉が私の励みとなっていました。この場をお借りして、心から御礼申し上げます。
 
 2014年度シーズンが始まる前、部全体の目標達成のためにマネージャーで「選手にとって最高の環境を」というモットーを掲げました。それから組織を見つめ直し、修正と改善を繰り返しました。至らない点も多くあったと思いますが、確実にマネージャーの組織は変わりました。それは、共に悩み、共に頑張ってきてくれた後輩マネージャーの存在があります。辛い思いをさせてしまったこともありますが、私についてきてくれた9人には本当に感謝しています。また、このモットーの原動力であった選手たちは大変刺激を受けました。ラグビーに多くのことを犠牲にして、炎天下の暑い夏から雪の寒い日まで辛い練習に励む姿をこの4年間、近くで見ていました。選手たちの頑張りがなければ、私はマネージャーをやっていなかったと思います。ありがとうございます。
 
2014年度シーズンは大変、残念な結果で終わりました。プレーする身ではありませんが、一緒の気持ちで戦っていたからこそ、とても悔しく感じます。しかし負けた者にしか味わえない経験があると思います。後輩たちにはまた厳しい道を残して申し訳なく思いますが、再びAグループに返り咲くよう、何かしらの形でサポートしていきたいと思います。そしてこの4年間の経験をこれから、社会人として活かしていきたいと思います。
今後とも、成蹊大学ラグビー部へのご声援を宜しくお願い致します。
 
御精読ありがとうございました。