お知らせ

四年間を振り返ってー工藤海ー

2014/01/04

ホームページをご覧の皆様こんばんは。
今回は4年学年トレーナーの工藤海が担当いたします。

昨年度は成蹊大学ラグビー部への温かいご支援、ご声援をありがとうございました。本年度もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、4年間を振り返ると後悔ばかりが心に残っていますが、昨シーズン1年を振り返ると後悔は一切ありません。それだけやりきったと言えるシーズンでした。

後悔が残るのは1,2年生のシーズンです。先輩トレーナーの井口さんがいた当時の私は、後輩というポジションに甘んじて現場では常に指示待ちで、特に自分からは行動を起こせないしょうもない人間でした。そのくせ自分が学生トレーナーのトップになったら絶対にチームにおけるトレーナーの存在、立ち位置を変えてやろうという野心ばかり持っている自信過剰な人間でもありました。

そんな私が学生トレーナーのトップとなり活動し始めた3年生の時、後輩トレーナー3人が入部しました。当時から私たちが始めた学生トレーナーによるウォーミングアップ、トレーナータイムズ、傷害統計、スクリーニングテスト、試合分析など、それまで行ってこなかった様々な取り組みによりチームにおけるトレーナーの存在意義を格段に向上させ、チームの成績にも関与できたと自負しております。しょうもなく、自信過剰な私だけでは、その取り組みの成功は絶対になしえませんでした。私が最も誇れる成蹊大学ラグビー部に対しての置き土産は間違いなく澤健生、井上美紀、若澤朋英の3名です。彼らには来シーズン以降さらにチームに貢献できる存在になれることを期待しています。

最後に1,2年生の私が抱いた「上級生になったら頑張ろう、やってやろう」という思いを持っている、あるいは持ってしまうかもしれない選手に言いたいことがあります。行動も起こしていないくせに、今の自分が置かれている状況をただ不満に思っているだけじゃないのか?自分で自分を都合よく納得させて、自分を甘やかしているだけじゃないのか?おれはそうだったよ。

成蹊大学ラグビー部の来シーズン以降の活躍を心より期待しています。

ご精読ありがとうございました。