コラム~成蹊ラグビー

W杯も見納めとなります

2019/11/01(金) 14:30

早いもので今年も残すところ・・・という声が良く聞かれる11月に入りました
うるう年でなければ年末までちょうど60日となりますが、9月20日に開幕したラグビーW杯2019日本大会も佳境を迎え残す試合はあと2試合となりました
個人的にはアイルランドの優勝を期待していたが予想は大きく外れ、優勝の行方はラグビー発祥の国イングランドと日本を破った南アフリカに絞られました

ぜひとも南アフリカに優勝して欲しい
理由は3つ
1つ目は・・・日本を破った国なので、その試合内容によってはもしかしたら日本代表は準優勝チームだったんじゃないかと思える材料にしたいこと、あまりにも勝手な考えだがぜひそう思いたいのだ
2つ目は・・・この試合でイングランドが勝つと予選プールのアルゼンチン戦を含めて南半球の代表チームを総なめしてしまうことになり、ただでさえプライドの高いイングランド人がさらに自慢材料が増えてしまうことが嫌だからである
今回のW杯イングランドvsアルゼンチン戦を東京スタジアムで観戦する機会があったが、イングランドを応援する人々のマナーの悪さに辟易としたこともこの理由の中に入る
3つ目は・・・地球上の人口の70%を占める南半球であるが、GNP(国民総生産)レベルで観ると25%しかなく、経済的には北半球の方が圧倒している
つまり、南半球の国々は北半球に比べると貧富の差が激しく、国民のスポーツに賭ける情熱は北半球のそれに比べると国民感情に及ぼす影響はかなり大きく、経済活動にまで影響を及ぼすと言われている 
ましてや南アフリカの国技はラグビーである

今回の結果が南アフリカ共和国の成長、これは個人レベルのことにも、また経済発展的なことにも大きく貢献することになるだろうからどうしても南アフリカに優勝して欲しいのだ

気候的にも気温的にもラグビーを行うに相応しい決勝の日となるようで、ラグビー界だけではなくスポーツ史上の歴史に残るような白熱した試合を期待したい

2019.11.1
SRFC Taro.S