コラム~成蹊ラグビー

明治戦を見て思うこと

2018/10/23(火) 13:30

20日の明治大戦

明治大学があのように規律を守り、全体的に統制のとれたアタックとディフェンスをしてきたら、正直成蹊には勝ち目はないと感じてはいる

感じてはいるけど・・強豪校との戦い方としてうちの準備不足は否めない

怪我人とか出てきているのでやむを得ないところはあるが、BKのコンビネーションは明らかに調整不足だし、攻めきれないところでの苦し紛れのキックは悉く相手のトライとなってしまった
この日のゲームフォーカスがなんだったのかわからないゲームをしてはダメだと思う

対抗戦にはいると・・・成蹊と強豪校との選手とでは1人10点のビハインドがあると仮定している
分かり辛い表現だが、試合中の対面に負けている選手の数だけその10倍の点差が開いてしまうと言うものである
これは技術的なものではなく、精神的な点差である
具体的にいうと・・帝京大とは113vs7 その差は106点 つまり約11人の選手が帝京大には精神的に勝てないとあきらめてしまっているということである
早稲田戦、慶応戦、そして明治戦 すべてに同じ仮定が成り立つように思う
それは戦う前からなのか、戦っているうちにそうなってしまうのかはわからないし、逆に戦っているうちに思ったよりも強くないと感じてくる選手もいるかもしれない

これからの対戦相手は今までの相手と比べたら遥かに戦いやすいはずなので、ビハインドを感じる選手がぐっと減ることを信じている
戦う前からでも良いし、戦っているうちに精神的に優位に立てるようになっていれば今年の目標を達成しやすくなると思う

そうなるために、戦力を充実させ、準備をしっかりとするようにしてほしい

2018.10.23
SRFC Taro.S