コラム~成蹊ラグビー

秋を感じたい

2018/10/05(金) 16:25

例年ならば9月の中旬を過ぎたあたりから徐々に涼しくなり、夏を懐かしみつつもうろこ雲の出現などで秋の訪れを感じていたのだが、今年はどの季節もいきなりやってきては、相当な被害を与えていく気候に辟易としている
このままいくといきなり冬、しかもかなり強烈な冬将軍が襲ってくるのではないかと心配になってしまう

秋は神事、祭事、運動会などの催し物が日本各地で行われているはずなのに中止になるものが多く、残念な気持ちになってしまっている人も沢山いるのではないだろうか

秋の味覚の代表格である秋刀魚は漁に出ることができないので水揚げ量が減ってきているし、栗や柿は収穫前に落ちてしまって売り物とならないものが多いようだ

自然現象には勝てないのでじっと我慢するしかないのだろうが、地球温暖化の影響により『日本の四季』を感じることが難しくなってきていることを実感している
それに合わせて行事などの開催時期を考え直さないといけない事態になってしまうかもしれない

本来ならば秋は農耕民族である我々日本人が収穫を終え、豊作を喜びながらホッと一息をつく時期であり、冬越しに新年を迎える準備をする大切な季節である
この季節をしっかりと感じることが日本人にとって重要なのだと思っている

もうこれ以上の異常気象に見舞われないことを心底願っています

2018.10.5
SRFC Taro.S