コラム~成蹊ラグビー

いよいよ

2017/10/17(火) 09:05

15日日曜日の明治戦で対抗戦全7試合中3試合が終わった

昨年よりDFについてはかなり進化していると感じている、とはいっても3試合合計で失点が218点、1試合平均70点以上取られているので何を寝言を言っているのだという意見もあるとは思う
帝京戦は0-70(昨年は0-91)、慶応戦が7-61(同7-85)、明治戦0-87(同0-70)であり、失トライ数では32T(昨年が38T)となっているのが数字的な根拠であるが、実態はもう少し良いと感じている

この感覚は昨年も観戦して比較しないと理解はできないとは思う・・・・

もったいないトライの取られ方も多くあるが、以前も述べたように「勝負の世界は結果がすべて」であり、取られたトライについては言い訳はできないのだから自分たちがやってきたことを証明したいのであればもっともっとしつこく諦めずにタックルしまくるしかない

来週はいよいよ青学戦

得点能力はうちよりも高いと思われるので先方はFW戦を避け積極的な展開勝負に持ち込んでくると想定しているが、それは成蹊がFW戦で圧倒できるという仮定の話である 青学も意地があるのでFW戦だって簡単に諦めないはずであり、安易にFW戦で有利に立てるという見方は危険である
成蹊は常にすべての局面においてチャレンジャーであるという気持ちを80分間持続させなくてはならない

第2戦秩父宮での慶応戦 グランドレベルで観ていたらK.O後しばらくの時間帯まで緊張している多くの選手の様子が伺えた
秩父宮で戦うのが初めての選手もいただろうし、天然芝生のグランドの初戦と言うこともあっただろう、しかしながらそれ以上に慶応に対して良いゲームがしたいという気持ちがいつも以上に緊張させていたのだと思う

成蹊が早い時間帯にトライを献上してしまう原因を追究していく中で、試合開始早々の緊張感を如何に解きほぐし選手個人の本来のペースに持ち込むことができるのか
重要な1戦を迎えるに当たり、3試合で出現した課題を修正させる作業(練習)も必要だと思うが、ここのところも皆で徹底的に話し合ってみて欲しい
お互いの気持ちをさらけ出すことで解決することも沢山あると思っている

2017.10.17
SRFC Taro.S