コラム~成蹊ラグビー

偉大な先輩

2017/10/06(金) 11:12

今日の日本経済新聞の「交遊抄」は建築家の坂 茂(ばん しげる)氏だった
※交遊抄とは日本経済新聞朝刊の最終頁(文化面)に毎日掲載されているコラムであり、毎回各界の著名人が自分の交友関係の中から特に思い入れの深い友人、先生や恩人に対しての思い出や感謝の気持ちを伝えるものである 「私の履歴書」の下にあり、毎回合わせて読んでいる社会人は多い

成蹊大学の情報図書館の建築設計家ということで思い出す学生やOBもいるのではないかと思うが、建築界のノーベル賞である「プリツカー賞」を2014年に受賞している世界的な建築家の一人である

坂氏は災害支援活動家としても有名であり、世界中の被災地を訪れては仮設住宅の建設に携わっている 東日本大震災の時には避難所となった体育館に避難している被災者のプライベート空間がない状況を改善するために紙パイプと布による「間仕切り」を提案し、行政と交渉しその設置を実現させたこともある
被災地における仮設住宅や仮設教会などを建設するボランティア団体VAN(Voluntary Architects Network)を立ち上げ、2013年には特定非営利法人に認定されるような慈善活動を行っている

なぜこのコラムに取り上げたのかと言うと、坂氏は実は我々の先輩であるからなのだけど・・・成蹊小学校時代よりラグビーを始め、高校時代には花園大会に出たこともあるバリバリの成蹊ラガーマンであり、高校卒業と同時に米国留学をされたけどラガークラブの名簿にはしっかりとその名前は掲載されている方だからなのです

坂先輩のように各方面で活躍されているラグビー部の先輩は沢山いるということを学生には理解をしてもらいたく、また、そういう先輩方に負けないように今を精一杯全力を出し尽くすような学生達になって欲しいと思っている

2017.10.6
SRFC Taro.S