マネージャー日記

菅平合宿四日目

2015/08/18(火) 20:39

  ホームページをご覧のみなさま、こんにちは。
  本日は学生トレーナー4年井上美紀が担当いたします。

  菅平合宿4日目の本日は、午前中にFWが大東文化大学と合同練習をおこないました。
体格差や技術に圧倒されましたが、この練習や昨日の試合で挙がった課題に合宿を通して取り組んで参ります。
  また、午後は明日の立教大学との練習試合に向けて全体練習を行いました。今季の目標、入替戦で戦うかもしれない相手との試合を前に緊張感のある練習となりました。



  明日は58番グラウンドにて成蹊大Aチームvs立教大Aチーム14:00 K.O.、成蹊大Bチームvs立教大Bチーム16:00 K.O. の予定となっております。




  さて、本日より学生トレーナーの仕事紹介をしてまいります。
  「学生トレーナー」という役職をご存知ない方も多くいらっしゃると思いますが、これを機に部のトレーナー体制について知っていただければと思います。
  今回は「合宿中のコンディション管理」について紹介いたします。
  ベストパフォーマンスのためには、当然ベストコンディションがなくてはならず、選手のその日その時のコンディションの良し悪しは、練習効率や試合結果に影響します。
  コンディションには、その日の天候やグラウンド状態などの外的要因と、体調や怪我などの内的要因があり、選手自身やチームの努力によって内的要因はコントロールすることができます。
  特に合宿中は連日の練習による疲労や、環境変化による体調不良などでパフォーマンス低下が起こりやすく、その対策として様々な取り組みを行っております。

  コリジョンスポーツのラグビーにおいて体重管理も大事なトレーニングの一部であり、体調のチェックとしても有効なため、合宿中は"朝" "午前練習前後" "午後練習前後"に体重を測定し、記録しています。
毎日朝起きてすぐ測定することで体重の増減を正確に追うことができます。また、練習前後の体重を比較し、練習中の水分補給が充分できているかを確認する指標としています。





  さらに、体重管理と並行して栄養管理も行っています。体調不良や疲労の蓄積、体重減少などを防ぐため、各選手に合った栄養指導を心がけています。
  例えば、合宿中は普段の生活の約1.5倍以上のエネルギーを消費しますし、体重や体脂肪率によって1日の消費エネルギーは人それぞれです。そのため、ご飯のおかわりの杯数も適量が人それぞれで異なります。チームでは、シーズン毎に行われる体力測定で身体組成も計測し、そのデータを元にひとりひとりの必要エネルギーやご飯の目標杯数を提示して、選手の自主的な栄養摂取を促すようにしています。

  しかし、食事だけでは摂りきれない程のエネルギーを消費する選手もいるため、補食指導も行なっています。たんぱく質や糖質などの不足しがちな栄養を間食で補い、適切なタイミングで摂取することで、筋肉量増加や迅速な疲労回復が可能となります。
  毎年多くの方々からの差し入れで、100%ジュースや缶詰、手軽な和菓子などを沢山いただいております。アスリートのコンディション管理に不可欠な栄養面でも厚いご支援いただき、みなさまに心より感謝申し上げます。



  他にも様々な取り組みを行い、選手のベストコンディション、ベストパフォーマンスを目指しています。

  今後ともあたたかいご支援、ご声援の程何卒よろしくお願い申し上げます。

  ご精読ありがとうございました。